いちゃもんスローライフ

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日記

記憶

知人からこの頃物忘れが多いようで覚えが悪くて困っている、とメールが届いた。それも切っ掛けとなって夫と「記憶」についての話題が続いている。ここ数年でかなり物忘れか進んできたように感じていたために他人事ではない。特に台所で料理中にその場を離れて別の作業に集中してしまい、ガスのつけっぱなしで鍋を焦がすなど五回くらいは経験している。何個もタイマーを買って持ち歩くなど対策を立てて気を付けている。また、夫が言うには、以前は幼児期をはじめ詳細な過去を記憶していて書き出したなら何百枚にもなるだろう、と三年前位までは自信があったらしい。しかし今は殆どを忘れているというのだ。性格上これを個人の事象として捉えない私は原因をあれこれと考えている。早急な回答を求めず、思い出したならばぼんやりと考える程度で気長にでもしぶとく調べたりしている。

私たちの認識は過去の記憶によって裏付けされているという。その通りだと思うし、過去と言っても年齢分の記憶というだけではなく顕在潜在共の情報と言ったほうがいいのかも知れない。それをもとにして認識とは照合作用でもあると思っている。様々な情報が先にあってそのうえで瞬間瞬間の照合がなされ認識が間断なく連なったのを経験と表現されているのだろう。そう考えると忘却の原因は背景の変化によるものではないかと仮説を立てた。今までとは生きている世界が違ってきているような気がしませんか、時間の感覚が以前とは違っていませんか、などの問いかけで以外に「私もそんな気がするよ」と同調する人が少なくない。何かが変わった、そんな気がするこの頃である。

 

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