いちゃもんスローライフ

地球の声を聞きませんか

日記 田舎生活

在ること Ⅴ

実家で父母と同居していたころは子供たちはまだ学校に通っていた。家族ともども助け合って、できる限り家業に家事に勤しみ食事も一緒にし、苦労もあったけれども楽しかった。私は他にも屋敷林や庭木の剪定なども気ままに独自で調べたりして工夫し試してみたり、成果も要求されることもないので面白かった。だだし危険な作業が多く、挑戦的な試み、冒険的な無謀さもあって周りをはらはらさせながら「命と身の安全は確保して」を念頭にやらせてもらっていた。それまで学んできた風水や易学なども役に立った。道具も揃え、その道の職人さんになってもいいなと思う程のめり込んでいた。義務でもなかったので時間制限もなく気が楽だった。「こうなったらいいだろうな」と感じれば体が動いていくという体験をしていた。自然に任せることとはどういうことか、「ものや人を感じながらその命の要求に沿って生きるとは」をだんだんと実感できるようになっていった。それまではどちらかというと「心をこめて」という表現に近い意識で働いていたが、それよりも先に「命の要求、本音は何か」を感じそれからそこに真っすぐ向き合っていくと互いのエネルギー交流が為されてきて「うまく合う」という酔いしれるような体験の妙味を知ることとなった。そうなると時間も忘れ体力の限界も忘れて、損得勘定なども消えて、作業なのか遊びなのかどんな評価も気にならなくなってそれが自由なんだなと至った。

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